1968年生
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東京都出身
現在、東京都港区在住
作家紹介
名雲の作品は「缶轢」CAN•REKI といいます。彼は、路上で拾い集めた「空き缶」を作品にしています。それは自動車によって幾度も(自然)に轢かれたモノで、彼自身は洗浄行為以外は一切手を加えていません。
路上のゴミがどうしてアート作品として姿を変え、価値を持つ商品として生まれ変わるのでしょうか?
彼により、分類・整理され仔細にレイアウトし、額に収まったからでしょうか?
ギャラリーや美術館に展示されたからでしょうか?
それとも自らがアートと呼べば、それはもう「アート」となるのでしょうか?
普段誰もが「ゴミ」と思っているモノも視点を変えれば「アート作品」になってしまう。名雲の作品は、何が「アート」なのかを問いかけている様な気がします。
プロフィール
大手広告代理店から2008 年に独立し「RainPop」「wacca」「HATしてGOOD!」などのデザイン雑貨の企画製造販売している一方、飲食店やアパレルショップを経営する。また、商品企画・ネーミング・パッケージデザインなども手掛けている。
カゴメディア株式会社 代表取締役社長
株式会社PBC 代表取締役