untitled
アーティスト紹介
海道建太
海道は雑誌やCDジャケットなどへのイラストレーションを提供するなど新進イラストレーターとして活躍をする一方で、ギャラリーなどでの作品の展示も積極的に行っています。海道はモノクロを基調としてディフォルメした人物や動物を多く描いていますが、彼の独自性は空間を描く際に顕著に表れます。正面から描いた部屋や車内は遠近法を巧みに使用して描かれていますが、隅々までピントが合わせられ、私たちが実際に視覚で認識することが不可能な空間です。2014年に彼がBICTION展で発表した7mに及ぶ壁と柱に直接描いた大作は、鑑賞者の遠近感にとどまらず身体感覚全体を撹乱させる彼の代表作といえます。アーティストについて詳しく>