視力の門 10-22, 竹内 義郎| clubFm(クラブエフマイナー)


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視力の門 10-22

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「視力の門」
ひとつの形象の中に、あるいはそれを通して、それ越しに、もう一つの形象を見ること。視る力を試すように描くこと。

彼の作品は何かを伝えるための媒体ではなく、見い出すための装置です。像を像として描くことによって、その向こう側に広がる不可視的な想像を鑑賞者に与えます。それは、長く続く美術文脈の中で、絵画という形式の本質を示しているのかもしれません。特徴的なのは、限られた色数とシンプルな構図以外にも、描き方にも表れています。通常油彩で描く際には色を重ねていきますが、彼の場合は、ある像とその像の周りの背景をマスキングなどを用いて交えることないように描きます。それぞれの色が独立していることも魅力のひとつです。

アーティスト

制作年

2010年

エディション

オリジナル

メディア

油彩 on キャンバス

作品サイズ

33.0(H)x24.0(W) x2.0(D)cm

作品価格

¥49,500 (税込)
※額はありません。
作品価格によらず月々のレンタル代は4,800円から。

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アーティスト紹介

竹内 義郎

竹内の描くイメージは、何かの形状、文様、記号などを微かに連想させますが、いくら見てもやはりそのイメージ以外の何ものでもありません。丁寧に描かれた作品は、そのシンメトリーな正面性からとても寡黙な印象を持ちます。像を像として描くことによって、その向こう側に広がる不可視的な想像を鑑賞者に与えます。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業後は、東京を中心に個展を開催し、VOCA展への出展経験もある実力派のアーティスト。
アーティストについて詳しく>