荻島香織

1979年生 / 福岡県出身

現在、神奈川県在住

作家紹介
荻島香織は、自分にとって最も親しみ深い動物である犬の姿を、一貫して描いています。犬を見つめ、感情移入することは、そこに自分自身の内面、心の動きを投影することであり、今を生きる自分の在りさまに対する自問自答に他なりません。近年では、和紙を活かした木版のモノタイプ作品を主としています。白と黒のコントラスト、彫り跡、刷りのムラ、和紙の表情など、それらが重なることで現れる偶然が生み出す美しさ。そこには「自分はこれでいいのか、このままでいいのか」と、加速する時代や周囲の変化に戸惑い、不安や焦りを感じる一方で、想像もできない未来への予感に心躍らせる作者の心情が浮かび上がります。

推薦するギャラリー
Gallery K

Web
https://oginoe.jimdofree.com/works/

プロフィール
2004　福岡教育大学大学院修士課程教育学研究科美術教育専攻修了
2013　筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科芸術専攻満期退学

受賞歴
2002 「第35回西日本美術展」テレビ西日本賞　
2005 「第61回福岡県美術展覧会」福岡市教育委員会賞
　　「第18回柳川市総合美術展」大賞
　　「第58回福岡県美術展覧会」毎日新聞社賞
2010 「前橋アートコンペライブ2010　銅賞／（群馬)
2011 「第２回Dアートビエンナーレ」優秀賞
2012 「第７回タグボートアワード」審査員特別賞・小山登美夫賞
　　「東京デザイナーズウィーク YOUNG ARTIST JAPAN Vol.5」審査員特別賞・大和克巳賞／山本美知子賞

個展
2011 「荻島香織展」ギャラリイＫ、東京
2013 「ココロの化身」佐藤美術館、東京
2014 「霧の中／断片を／探しながら／歩く」Shonandai MY Gallery、東京
2021 「As it is」ギャラリイＫ、東京

グループ展/アートフェア参加等
2002 「第35回西日本美術展」石橋美術館、福岡　　
　　「第58回福岡県美術展覧会」福岡県立美術館、福岡
2005 「第14回青木繁記念大賞公募展」石橋美術館、福岡
　　「第61回福岡県美術展覧会」福岡県立美術館、福岡
　　「第18回柳川市総合美術展」柳川市民体育館、福岡
2006 「第15回田川市美術館選定英展」田川市美術館、福岡
2008 「第17回財団法人佐藤国際文化育英財団奨学生美術展」佐藤美術館、東京
2009 「第12回リキテックス・ビエンナーレ」青山スパイラルガーデン、東京
　　「第4回利根山光人記念大賞展トリエンナーレ・きたかみ」岩手
2010 「Toyota Art Competition とよた美術展2010」豊田市美術館、愛知　
　　「第23回美浜美術展」福井県立美術館、福井
　　「ゴールデンコンペティション2010」O美術館、東京
　　「前橋アートコンペライブ2010」群馬)
2011 「第２回Dアートビエンナーレ」ダイテックサカエビル、愛知
　　「D-art Biennale Art Award 2011」Y++ Gallery Triwizard、北京
2012 「第７回タグボートアワード」世田谷ものづくり学校、東京
　　「TAGBOAT AWARD 特展」AKI Gallery 、台北
　　「東京デザイナーズウィーク YOUNG ARTIST JAPAN Vol.5、明治神宮外苑前
2013 「ワンダーシード2013」トーキョーワンダーサイト本郷、東京
2014 「AOMORI PRINT　トリエンナーレ2014」青森市民美術展示館、青森、他
　　「アニマルマニア」FEI ART MUSEUM YOKOHAMA、横浜
2015 「MY Way 2015」Shonandai MY Gallery、東京
　　「Young Art Taipei 2015」Sheraton Grande Taipei Hotel、台北
2021 「佐藤美術館収蔵品展　アートのなかのいきものたち」佐藤美術館、東京

作品一覧