1936年生
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東京都出身
現在、東京都在住
作家紹介
1960年頃より抽象絵画の制作を始める。1967年、滞在中のニューヨークで初めてアクリリック(アクリル絵画)に出会い、帰国後の1970年代から本格的な試行を開始。1980年代から1990年代にかけて、ピンクを主調色とした独自の抽象絵画のスタイルを完成させる。光に満ちた密雲のような画面は、アクリリックとコットン・カンヴァスの特性を生かしたもので、高い評価を得た。近年は油彩画を再び取り上げ、特に2005年から始められた緑の絵画は、瑞々しい空間性により注目を集めた。主な展覧会に、国立国際美術館での個展(1991年)、神奈川県立近代美術館鎌倉での二人展(2005年)、国立新美術館での 「光:松本陽子/野口里佳」 展(2009年)、大分県立美術館開館展 「モダン百花繚乱『大分世界美術館』」(2015年) などがある。
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